今日も女子部のブログではありません。
ゴメンなさい。
でも、やっぱり書きたいので書いちゃいます。
今日も長くてすみません!

ついに本日、
“2017 KIZUNA CUP 空手道選手権大会”!!

本当にお疲れさまでした!
天気もすばらしく、チームワークもやっぱりすばらしく、
最高の大会になりましたね~

個人的には、会場外の金魚すくいをチラ見でもいいから
ぜひみたかったのですが、
自分の持ち場を離れるわけにはいかなかったので、
見ることができず、それだけが心残りであります(笑)

私は、司会という役割を担当させていただきました。
司会席はご存知のとおり、表彰ブースの真横です。
この司会席でのエピソード、感じたことを、
少し書かせていただきたいと思います。


表彰式のあと、ひとりのお母さんが司会席に来て、
「賞状の名前の字が違うから直してもらえませんか?
小さいことを気にしてゴメンなさい。」
と言いました。

確かにわずかな違いでしたが、間違いは間違い。
もちろん私は、
「申し訳ありません!すぐに直します!」
と答え、すぐに正しい名前に作り直してもらい、
お母さんに賞状を渡しました。

するとそのお母さんは笑顔でこう言いました。

「今までずっと勝てなかった息子が3位になれた。
今、中学3年生なので、キズナカップに出られるのも
今年が最後。もう勝てないかもしれない。
だから、この賞状は額に入れて飾りたい。
名前を直してくれてありがとうございました。」

私はその場で泣きそうになりました。
この息子さんの勝利は、
お母さんとともに今までがんばってきた、
親子の勝利なんだなと思いました。

たとえ勝てなくても、
ずっとずっとひたむきに練習を続け、
さまざまな試合に出場し続けてきて、
今日、このキズナカップで、
お母さんと共に、
最高の笑顔と勝利を掴みとってくれた。

キズナカップの意義が、形となって見えた瞬間でした。

もしかしたら、
他の大会でもよくある光景なのかもしれません。

でも、この親子が最高の笑顔と勝利を掴みとった大会が、
このキズナカップで良かったと思いました。


他にも、司会席の前で、
とある道場の先生が3位入賞した生徒に、
「おまえ、本当に良かったな、よくがんばったな!」
と声かけをしていて、
私がうんうん、と頷いていると、
その先生が私に、
「この子は初めて試合に勝てたんです。
本当に良かった。またがんばりますよ!」
とさわやかな笑顔で言ってくれました。

その生徒さんはまだ小学生。
上を見あげれば、まだまだ小さい勝利かもしれませんが、
この先生と生徒にとって、
今日の勝利は、かけがえのない最高の勝利で、
ここからがこの先生と生徒の大きな勝利へ向けた
スタートなんだなと思いました。

ここにも、本物のキズナがありました。

数年前まで空手のことなど何も知らず、
勝ち負けの意味など深く考えたこともなかった私ですが、
空手の世界に足を踏み入れてからというもの、
空手にハマり、空手をこよなく愛し、時に悩み、
苦しみながらも、結局は楽しんでいる今日この頃。

このキズナカップというすばらしい大会に
少しでも携わることができ、本当に良かったと思います。

個人的には失敗もいくつかありましたが、
しっかり反省し、
来年はもっといい大会にできたらと思います

最後に余談ですが、この試合に出場した我が次男、
実は今日、9歳のお誕生日でした。
だからなのか知りませんが、やたら気合いが入りまくり、
入りすぎたあげく?
アッパー行き過ぎアゴパンチ連続2回で
初戦反則負けでした

あんなに毎日練習してるのに信じられん。
聞いた瞬間、顔面にタテ線サ~でした!
なにより相手の選手の方、ゴメンなさい!

我が家の最高の笑顔と勝利は、まだ当分先みたいです
でも、これからもがんばりますよ~(笑)

今日は、本当にお疲れさまでした~