3月11日、今日は様々な場所で黙祷をされたかと思います。

あの日起きた出来事、テレビで何度も繰り返し報道された、この世の現実とは思えない衝撃的な映像は今でも忘れることなく、生々しく記憶に残っています。

私だけではなく、多くの人が同じ思いを抱いているのではないかと思います。

あれから10年、あっという間に過ぎた気がします。

震災を知らない我が子と一緒に、震災特集をテレビで見ながら、津波の恐ろしさ、原発の恐ろしさ、そしてなにより、人々の生活や大切な多くの命が一瞬で奪われたことの恐ろしさ、悲しさを我が家なりに語り合いました。

当たり前の日常が、明日も当たり前に訪れるとは限らない。

だからこそ私たちは、1日1日を大切に生きなければいけないと思います。

親として、空手の先生として、
私には大切な子供たちがたくさんいます。

子供たちみんなに一番伝えたいこと、
それは、命を大切にしてほしい、
ということです。

震災では、津波にたくさんの尊い命を無理矢理奪われました。最近では、コロナに大切な命を奪われた方も世界中にたくさんいます。

まだまだ生きて、やりたいことがたくさんあっただろうにと思うと悔しくてしょうがありません。

残された家族の方のことを思うと悲しくてしょうがありません。

私たちの命はひとつしかなく、一度失ってしまった命をゲームのように生き返らせることはできません。

たったひとつしかない命を、この先何があっても大切にしてほしいと思います。


私は子供たちに空手を教えていますが、
空手だけを学んで欲しいわけではありません。

空手を通じて、強い気持ちを育て、自分に自信を持ち、この先どんな困難にもまっすぐ立ち向かっていけるようになって欲しいと思います。

そして空手の技術は、誰かを痛めつけたり、倒すために学ぶのではありません。

自分の身を守り、また自分の大切な人を守るために学んでもらいたいと思います。


命を大切に。

今日できることは今日しよう。

ありがとうやごめんなさいの気持ち、
今日伝えたいことは今日伝えよう。

明日を保証されている人などひとりもいませんから。